2020-01-01から1年間の記事一覧

牧志界隈を歩く その八

もう何千回歩いたかもしれぬ平和通りを今日も歩く、前回からの続きを歩いて見る。両側にびっしりと店舗があるが、実は皆独立している建物だ、しかし隙間がない。中には繋げたものもある。右側にある唯一のすきまが,Tシャツ屋の間から抜ける”近道通り”とある…

牧志界隈を歩く その七

牧志界隈を歩くとは、昭和を歩くことでもある。ゆっくり歩き回ると昭和が見える。例えば旧三越を背に前を見ると、いかにも沖縄らしい色づかいのアーチ看板、”平和通り商店街”の文字が、どうだ!という感じで目に飛び込んで来る。両側には平和の象徴かハトの…

牧志界隈を歩く その六

牧志は曲がりくねった小道が多い。ランドマークもないので場所の説明に困ることが多い よって、これから勝手に通り名やらをつけていくことにする。例えばいま、那覇セントラルホテルの前にいる。この通りをセントラル通りとする。この前の坂を登り国際通りを…

それからの「ひとり旅教育」

昨年11月思い切ってオーストラリアを旅行した。長女の美華子と三男の潤也がいるところへ 二人のことを書いた「ひとり旅教育」が2013年だからあれから6年経った。あれ以来二人のそれぞれの「ひとり旅」は続いている。美華子がアメリカを2年間経験し、いったん…

牧志界隈を歩く その五

今日は昨日と打って変わって快晴、a.m.6時14分家を出る。家から出ると向かいに那覇セントラルホテルがある。自宅の近くに観光ホテルがあるのはリッチな気分にさせる。我が家もリゾートホテルなんだと思えばいい、それでは今日もそんな気分でリゾート地の牧志…

牧志界隈を歩く その四

牧志には1~3丁目がある。二丁目の範囲を見てみよう、起点は牧志ウガンと呼ばれているところから、ウガンとは御願と書いたり、拝所のことをうがんじゅと読んだりするところから来ていると思うが、僕にとっては小さい頃ここで毎日野球していたから、ウガンと…

牧志界隈を歩く その三

国際通りから、水上店舗に沿ってむつみ橋通りを進んでいくと、水上店舗の切れ目にあう、とそこでも急な勾配に当たる。ここにも橋があったことがわかる。それを超えて行くと、ちょっとおしゃれな空間に出会う、いつの頃からか「パラソル通り」といわれだした…

牧志界隈を歩く その二

国際通りと水上店舗と交錯する交差点、そこの角にはスタバがあり、片方には嶺井時計店がある。地元ではその界隈をむつみ橋交差点という、商店側は向かって右が「市場本通り」左が「むつみ橋通り」とある。その真ん中が、水上店舗になる。 前回書いたように水…

川柳というもの4

なかなか収束が見えないコロナ。これでどれだけ、この世のあり方、価値観が変わるだろうか、人間社会の壮大な実験とも云えるのではないだろうか、と考えてみた。静かな連休もやっぱり家で過ごすことになると、やるのはこういう遊びしか・・・ 1.孫の手で う…

牧志界隈を歩く その一

毎朝日課にしている散歩はもっぱら国際通り、午前7時ごろから出て日によってコースを変えている。静かな朝の通りは昼も夕方も今や一日中同じ光景になった。(コロナ)人がいないので建物の形状がはっきりわかる。この際だからといつもの見慣れたこの街を見直…

忘れられた言葉

本だったか、新聞だったか、週刊誌だったか、それとも誰かから聞いた言葉だったかを思い出せないが、忘れられない一節の言葉というのがある。記録しとけばよかったと後悔してもはじまらない、最近そういうことがよくある。 先日ある本を読んでいて、その中の…

感染列島

先日「感染列島」という映画をみた。9年前に上映されたものだが今の状況とほとんど同じで驚いた。今世界で起こっていることもまさに映画そのもの、それも展開が早くついていけない、以前はやったアメリカのテレビドラマみたいだ。 ドラマといえば、我が家で…

国際通りの風景

国際通りという名が、昔、アーニーパイル国際劇場という映画館から由来していることを知っている人は少ない、今のテンブス館あたり。その隣にあった平和劇場は平和通りの名の由来。 戦後、焼け野原から一直線、1マイルの道を作ったところから那覇の復興は始…

鎌倉芳太郎のこと

先日香川から一年ぶりに豊田夫婦が小桜にみえた。数年前小桜に初めてみえた後は毎年のように夫婦で来られる。今回は同じく毎年来られる千葉の磯山夫婦ともご一緒できた。 豊田さんは100年以上続く材木商で今は息子さんに継いだあとはロータリークラブの活動…

コーヒーミルとわたあめ

次男が小学生の頃、僕にこう聞いた。「お父さん、コーヒーミルに砂糖を入れたら、わたあめにならない?」と、一瞬どう返事していいものかとまどった、が、面白い考えだね、とだけ返した。我が家では、毎朝コーヒー豆を電動ミルで挽いて、コーヒーを飲む習慣…

希望ヶ丘公園

那覇牧志の中心に希望ヶ丘公園がある。国際通りのテンブス館の裏手、この60年でこのあたりは見事に一変した。希望ヶ丘とは耳障りがいい、なぜこの名前がつけられたのだろうか、と今でも思う、僕にとっては、絶望ヶ丘公園なのだ 関西から移り住んで、しばらく…

コロナウイルス2

2月6日に「新型コロナウイルス感染症」について書いた。その後の経過は世界中惨憺たる現状だ。 中国に端を発し世界中に飛び火し、ヨーロッパ、アメリカでは国民が恐怖のどん底に陥っている。イタリア、フランス、スペイン等は毎日相当数の死者が出るし、アメ…

ケン・ローチ監督の作品

ケン・ローチというイギリスの映画監督の映画を二作品見た。最初は家でプライム動画で見た「わたしは、ダニエル・ブレイク」、次に先日妻と桜坂劇場で見た「家族を想うとき」 どちらも内容は現代社会に潜む大きな矛盾、理不尽さ、不公平さ、差別化等をどこに…

川柳というもの3

かつて世界各国の国家を風刺する絵やら逸話等が流行った時期がありました。最近はみられなくなったような気がします。国の権力者を遠巻きに、滑稽に批判するという巧みさに思わず苦笑でした。庶民のささやかな抵抗でした。風刺を込めた川柳も面白いのではと…

川柳というもの2

なかなか止まぬコロナの勢い、我が家でも不要不急な外出はやめと隔離生活に入りました。当然やることといったら、一杯片手に、空を眺めながら妄想の世界に入り時間を過ごすことになります。ということで次の10句が浮かびました。 1.おじいちゃんと 孫にいわ…

川柳というもの

今年は俳句に挑戦と、先日「俳句を楽しむ」という本を読み出した。が習うより慣れろ、と詠み出したのが俳句ならず川柳のようなものだった、季語を使わないだけで川柳といっていいものなのかわからない、しかしこの五七五のリズムに面白さを感じた。それから…

小よく大を制す

ふと思ったこと。「小よく大を制す」という言葉は昔から聞くが「大よく小を制す」というのは聞いたことがない、大に関しては「大は小を兼ねる」だ、人は常に大小にこだわるところがある。 大きな学校か、小さな学校か、大きな会社か、小さな会社か、人間その…

コロナウイルス

2020年はこのコロナウイルスが世界中に蔓延した年、いやしている年だ、中国の武漢で見つかり瞬く間に世界中を震撼させている。以前流行したSARSを超えているという、世界では2万数千人が発症、まだまだ伸びるといい、中国では死者が毎日のように増え、病院を…